News祝☆横浜高校甲子園出場☆
先日、旭区歯科医師会主催の
『歯周病予防教室』がひっそりと開催されました。
私は今年から参加させて頂いたのですが、
参加者の方々は、皆、一生懸命・熱心に聴いて下さり
多くの質問を頂き、
今日は来て良かった、来年も是非！など
お声をかけて下さり、非常に有意義な時間と
なりました。
とても良かったです、^^♪
と言いたいところなのですが、、、、、
旭区の人口が24万人に対して、、参加者が
13人！！！
ちょっと寂しい。
参加者の方々には
『もっと多くの人に知らせて欲しい、
来年はお友達をさそってきます』など嬉しい意見を
沢山頂戴し、
私個人的には旭公会堂で1000人規模で開催してもいいと
思います。（そんなに入れるか分からないけど）
歯周病とむし歯の歯科における2大疾患について、
皆様が正しい知識を得る事こそが、
歯で悩まずに生涯自身の歯で
食事を美味しく召し上がり、口元に自信を持って笑い、
幸せな人生を送る唯一の方法であると私は確信しており
ます。
当院では
患者様が治療で来院されている間に
『歯の大切さ』徹底的にお話させて頂いております。
実際、毎日私は8時間診療を行っているのですが、
そのうち
多い日には２～３時間は治療せずに、
カウンセリングルームで患者様に歯の話をしています。
本気で患者様の人生を変えようと思ったら、
最低1時間は必要です。
1時間聴いていただけると
①虫歯・歯周病って？その治療法
②神経のない歯のリスク・その対処法
③神経を抜くってどういうこと？
④神経を抜いたハズの歯が何で痛くなるの？
⑤抜歯するとどんな治療があり、
それぞれのメリット・デメリット
（入れ歯、ブリッジ、インプラント）
⑥じゃあ抜歯にならないためには、今からどうすればいいか？
⑦正しい食生活、フロス、正しいブラッシング、
⑧唾液検査、PMTCについて
⑨保険治療と自費治療について、（銀歯とセラミック）
だいたい上記の内容については、
皆様、バッチリご理解いただけます。
その結果、当院では、
94％の患者様が定期的にメインテナンスに来て頂いて
おります。
成人になると28本歯が生えます。
超高齢化社会となった今、日本人は80歳になると
10本以下です。
20～80歳までの60年間で18本近く抜歯になります。
それまでの間、どれだけロキソニンを飲みますか？
どれだけ痛みに苦しみ、眠れぬ夜を過ごしますか？
今日歯医者で歯を抜かれるんだ、、、と
憂鬱な朝を迎えますか？
本当に歯で苦しむ患者さんを見るのはつらいです。
もちろん一生懸命治療しますが、
心の中では
『この方ともっと早くお会いしたかった』と
日々思いながら仕事をしております。
話は脱線しましたが、
予防歯科という概念は、少しずつ浸透してきた感は
ありますが、定期的に歯医者に行って衛生士さんに
クリーニングしてもらうこと。程度の認識であり、
ちょくちょくむし歯が
見つかり、その都度治療の繰り返し。
それは予防歯科でなく、あくまで早期発見。
疾患を防ぐことにはなってません。
本当の予防歯科とは、上記の内容だけでなく
患者様１人１人が自身の現在のお口の中の
状況・今後起こりえる事を把握して頂き
そして今後起こりえるリスクをどう軽減し回避するか。
まだまだ皆様へ伝えるべき事は山積しております。
今の予防歯科の浸透スピードでは、
最低限、自分が生きているうちに、
日本全土はおろか
旭区にさえ認知されないかなと思います。
誰かがやらなきゃ。何も変わらない。
だから、何かできることから始めてみようと思います。
ひとまず、来月の園医を努めさせて頂いている、
保育園での講演会に向け、準備を進めてまいります。
Do something different！