News神経を残す!No.1
こんにちは(*^^)v
歯科医師の石井です☆
「歯の神経を取る」
歯医者さんでこんな言葉を聞いたことがありませんか?
歯の神経は正確には「歯髄」と言い、
歯に色々かかる刺激を感知することよって、
痛みからむし歯などの疾患を気付かせたり、
歯髄内に存在する免疫細胞が細菌に抵抗したり、
侵襲に対して第二象牙質を形成するなど、
歯髄組織は防御機能を講ずる役割も担っています。
「神経を取るとどうなるのですか?」と聞かれることがありますが、
「その歯の寿命が短くなります」とお答えします。
血流が供給されなくなることで歯の破折が起こりやすくなったり、
根の先端に膿が溜まってしまったりすることで、
最終的に抜歯になるリスクが高くなるからです。
つまり、歯の神経はできるだけ取らないほうが良いのです。
しかし、むし歯が大きく痛みがある歯の場合、
その痛みを取り除くためには神経を取るしか方法がありません。
ですから、歯の痛みが出る前に!むし歯を早期に発見し、
治療を行うことが大切です。
早期に治療を行うことで、神経を温存し、その歯を
長く使えることに繋がるからです。
歯周病だけでなくむし歯の予防・早期発見のためにも、
是非当院でのメンテナンスを活用してください☆
神経を残すNo.2へ続く・・・