噛む事の大切さ

News噛む事の大切さ

こんにちは♫衛生士の櫻庭です(๑・̑◡・̑๑)

 

さて、皆さんは普段、お食事される時どのくらい噛んでいますか??

 

現代では、加工食品や脂質を含んだ食材を多く食べるようになったり、かまなくてもいいようなやわらかい食べ物を好むようになったり、また、食事の時間が短くなった等の要因があげらます。

 

1回の食事の咀嚼回数と食事時間とを調べてみると、戦前の食事は1420回噛み、約22分だったのに対し、現代の食事は620回で約11分と、噛む回数、食事時間とも半分に減っています。

 

よく噛むことの8大効果として、

〝ひみこは歯がいーぜ“

というキャッチフレーズがあります。

  • 噛む事の大切さ

弥生時代の卑弥呼の食事の噛む回数が現代の6倍であったとされています。そこから噛むことの大切さを伝えるためにこのフレーズが生まれたそうです。

 

よく噛んで食べる事で、食事が少量でも満腹サインが脳に伝わりやすく食欲が抑えられる事や脳内物質の働きとして内臓脂肪の分解を促進する事も知られております。

他にも脳の活性化や唾液の分泌が増え消化を助ける効果もあります。

 

では、よく噛んで食べるにはどうしたらいいのでしょう?

 ①噛み応えのある食品を取り入れる。

•食物繊維の多い食品…根菜やキノコ類

•弾力のある食品…タコ、イカ、蒟蒻など

•乾燥した食品…ナッツ類、ドライフルーツ

   ②調理の方法の工夫。

•食品を大きく切る

•繊維の向きに沿って切る

 ③食べ方の工夫

•一口30回以上噛む!!

•飲み込もうと思ったらプラス10回噛む!!

 

噛むことは全身の健康にも繋がります。

普段、中々お食事の時間がしっかり取れないなど様々な背景があるかと思いますが、噛むことの大切さを意識してお食事を楽しんでみて下さい( ^ω^ )